ロッテ最近14戦12勝!伊東監督分析「攻めのリード」で投手陣好調

[ 2015年8月9日 05:30 ]

<ロ・ソ>お立ち台でトウモロコシにかぶりつく中村(左)と唐川

パ・リーグ ロッテ7-2ソフトバンク

(8月8日 QVC)
 ロッテ先発・唐川の言葉がチームの好循環を物語る。今季最長の8回を投げ、9安打されながらも2失点。今季5勝目にも笑顔は控えめだった。

 「みんな先発陣がいい投球をしていた。俺だけヤバイかなという感じだった。何とか首の皮1枚つながった」

 5回まで毎回走者を背負った。だが、走者を出しても「カウントが取れている球もあったので、焦ることもなかった」と言う。「崖っ縁」という言葉とは裏腹に冷静に126球を投げきった。

 7月24日の楽天戦(コボスタ宮城)から12勝2敗。その間、チーム防御率は2・06だ。だが、伊東監督の見方は捕手出身ならではだ。「(投手の)球自体は変わっていないと思う」とした上でバッテリーの配球面に言及した。「これまでは、安全にと考えて投手が投げにくくなっていたが、最近は攻めている」。14試合連続で先発マスクをかぶる3年目捕手・田村の変化も投手陣を支える。

 唐川は試合前まで防御率6・49と結果が出ていなかったが、5回2死一、二塁では李大浩(イ・デホ)に対し、内角高めを要求して遊飛。6回先頭の松田にも、5球中3球が高めの直球で空振り三振に斬った。「自分が打者目線で考えるようになった。内角をしっかり突かれると嫌だし、外角が遠く見えるようになるので。高めもそう」。そして野手にも感謝する。最近14戦で先制した試合は9試合。「今まではリードを許し、配球を広げられない状況もあったが今は違う」と相乗効果を口にした。

 4連勝で、2年ぶりの貯金3。指揮官は「3つぐらいで最多と言ってもね。でも、今後に期待を持てるような試合内容だった」。清田、クルーズが欠場した試合でも首位独走のソフトバンクに連勝した。勢いだけではない強さがある。 (倉橋 憲史)

  ▽唐川と甲子園(成田=06春07春)2年春は背番号1で出場し2回戦敗退。小松島との1回戦では10奪三振、5安打で完封しセンバツ初勝利に貢献した。3年春は広陵との1回戦で野村と壮絶な投手戦。延長12回の末に1―2で敗れた。

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