負けても意地見せた智弁和歌山“魔曲”「ジョックロック」で2ラン

[ 2015年8月9日 12:36 ]

<智弁和歌山・津商>三塁側スタンドの応援団から大声援を受ける智弁和歌山の山本。8回には2ランを放った

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 智弁和歌山4―9津商

(8月9日 甲子園)
 智弁和歌山は完敗したものの、5点を追う8回に3番・山本龍河外野手(3年)が右翼席へ一矢報いる2ラン。一発が飛び出したこの回、三塁側スタンドからは“魔曲”が流れていた。

 その曲は智弁和歌山が高校野球の応援に使い始めたとされる「ジョックロック」。終盤に流れるとビッグイニング、逆転を呼ぶ“魔曲”として知られ、00年準々決勝の柳川戦(8回に4点奪い同点、延長11回にサヨナラ勝ち)、06年夏準々決勝の帝京戦(9回表に8点奪われるも、裏に5点奪いサヨナラ勝ち)、08年夏3回戦の駒大岩見沢戦(1点を追う8回に11点奪い逆転)など枚挙にいとまがない。

 8回表に1点奪われ5点ビハインドの8回裏。リズムが速い「ジョックロック」が流れると自然とアルプス席は盛り上がりを増す。1死から野口春樹外野手(2年)が敵失で出塁すると、昨春センバツでも本塁打を放っているプロ注目のスラッガー・山本が2ボール0ストライクから甘い直球をとらえ右中間スタンドへ叩き込んだ。

 3点差に迫り反撃ムードに火が付いたが、9回に2者連続セーフティスクイズを決められるなど2失点。9回にも再び応援団は「ジョックロック」で声援を送ったものの、2度目の反撃はならなかった。

 それでも“魔曲”の効果を目の当たりにした高校野球ファンは、ツイッターで「やっぱりジョックロックの魔曲っぷりはスゴい」「ジョックロック流れた瞬間のツーランは魔曲感じた」などと驚きをつづっていた。

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