ダル以来の逸材、安楽 米雑誌ESPNが特集「772球でも物足りない」

[ 2013年8月15日 06:00 ]

済美・安楽を特集したESPNマガジン

第95回全国高校野球選手権

 済美・安楽の今夏の投球は米国でも大きな関心を集めている。米国で人気のスポーツ雑誌「ESPNマガジン」は7月22日号で安楽の特集記事を10ページにわたって掲載。

 「772球でも物足りない」とのタイトルで、漢字の「怪物」とともに「16歳の投手では世界でもトップレベルの一人」「ダルビッシュ以来の逸材」と紹介している。

 同誌のスタッフは6月に愛媛まで足を運び、済美・上甲監督や安楽らを取材。日本の高校生投手の球数問題をテーマに取り上げ、安楽が今春センバツで計772球、98年夏の甲子園で横浜高の松坂(現インディアンス3A)が計767球を投げたことに触れ「Nagekomi(投げ込み)という文化がある」ことも伝えた。米国では肩や肘を守るために、高校生の大会では登板間隔を空けるなどの制限がある。安楽は記事の中で「自分は日本のやり方が正しいことを証明したい」と話している。

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