ヤクルト 42年ぶり初回先頭から7連打 小川監督もビックリ

[ 2013年8月15日 06:00 ]

<ヤ・中>2回1死一塁、右越えに2ランを放ち、ベンチの祝福を受ける川端

セ・リーグ ヤクルト12-2中日

(8月14日 神宮)
 打てば響く。まさに電光石火だ。初回。一塁側ヤクルトベンチは東京音頭の大合唱に乗ってお祭り騒ぎとなった。

 「初回の7連打は凄かったね」。小川監督も目を丸くする。先頭・比屋根の右前打に始まり、上田が右越え三塁打であっさり先制。さらに川端が間髪入れず中前適時打だ。3連打とも高めに浮いた球。池山打撃コーチが「西川は低めの変化球が要注意。走者が出れば球威も落ちる」と指示した通り、西川攻略が猛打を呼び込んだ。

 もうこうなったら止まらない。バレンティンが三塁強襲安打なら、畠山が左中間二塁打。森岡と山田も続き、何と先頭打者から7連続安打だ。初回先頭から7連打以上は実に42年ぶりの記録。足のある比屋根を1番に入れ、上田、川端と続く新打線が即機能して、2号2ランを含む4安打4打点の川端は「たまってたものを一気に吐き出した感じ」と笑った。

 左足首手術から復帰後は不振。体が早く開くため、逆方向へ押っつける練習を繰り返した。しかし、引っ張るのが本来の打撃。前夜の6回の引っ張った右前打で「感じをつかんだ。あの一本がいい薬になった」。三塁打ならサイクル安打だった6、8回の打席はベンチの「狙え!」の声に「狙えないッス。意識せずにいった」と右前打と空振り三振に終わったが、完全復活を告げた。

 炎の7連打から今季最多の18安打で大勝。最下位脱出は目前でCS進出圏内の3位にも3ゲーム差だ。「いい雰囲気になってきた。これからですね」。川端の言葉に実感がこもった。

 ≪最多は10者連続≫ヤクルトは初回先頭の比屋根の右安打を口火に7者連続安打。イニング最多連続打者安打は10年6月7日にロッテがヤクルト戦の7回に記録した10者連続。初回先頭打者からでは71年5月23日にロッテが西鉄戦でマークした8者連続となっており、7者以上の連続はそれ以来42年ぶり。他に7者連続は48年10月14日に巨人が大陽戦、70年8月6日に東映が阪急戦でそれぞれ記録している。なお、途中四死球、犠打を挟む初回先頭からの最多連続打数安打は03年7月27日にダイエーがオリックス戦で記録した10打数連続。

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