ヒーローは鳴門のジャイアン 「自分が決める」初球逃さずサヨナラ打

[ 2013年8月15日 18:37 ]

<鳴門・修徳>2回裏鳴門1死三塁、松本が中越えに適時二塁打を放つ。捕手山下

第95回全国高校野球選手権大会2回戦 鳴門6―5修徳

(8月15日 甲子園)
 5―5で迎えた延長10回裏、無死満塁。7番・松本が初球の変化球を叩いた打球は左翼線をきれいに抜けていった。6―5でのサヨナラ勝ち。序盤の4点リードを追い付かれ、突入した今大会2試合目の延長戦は、鳴門に軍配が上がった。

 「自分が決めるぞと強い気持ちで打席に行った。監督から“初球から積極的に行け”と言われていて、その通りにできた。ヒットになってくれと願って(打球を)見ていて、無我夢中で走りました」。チームメートから愛情をこめて「鳴門のジャイアン」と呼ばれる松本がうれしそうに笑った。

 先手を取ったのは鳴門だった。2回、4番・伊勢の左越えソロ本塁打で先制。さらに1死三塁から、右越え適時二塁打で2点目をもぎ取ったのも松本のバットだった。3回には伊勢の2点適時二塁打で4点リード。修徳の2番手・遊佐の好投に苦しんだが、鳴門の先発・板東は1人で10回を投げ切った。「板東が1人で投げるのは体力がいる。早く勝負を決めたかった。決められて良かった」。エースの力投に報いる“ジャイアン”の男気あふれるサヨナラ打だった。

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