×

緩めに誘ってアマダイ竿頭3匹 釣りタレント高末里香 焦らずふんわり最大34センチ

[ 2025年9月25日 05:30 ]

34センチを釣り上げ笑顔
Photo By スポニチ

 【釣夢中】 新進気鋭の釣りタレント・高末里香がアマダイを狙った。神奈川・腰越の飯岡丸から出船。開始から苦戦が続いたが、1匹目を釣り上げると、その後は一気呵成(かせい)。そこに試行錯誤と熱い思いがあった。(牧 元一)

 開始から約4時間の午前11時。釣れたのはアカボラ、アラ、ムシガレイなど他魚種ばかりで、本命は0匹。残り時間は少なく、焦りが募る。

 「いろいろやってみました。ハリに餌のオキアミを抱き合う形にして2匹つけてみたり、ゆっくり誘ったり、早い動きで誘ったり、あえて誘わない時間をつくってみたり…」

 ポイント移動後の午前11時半、ついに当たりが来た。これまでの魚とは明らかに違う、力強い引き。「これは来たかも!?」と胸を躍らせ、上げてみると、25センチの本命だった。

 「とりあえず目標は1匹だったので一安心しました」

 出船前、船長は「正直、今日は厳しい」と予測。数日前、同船で本命が船中1匹という寂しい釣果に終わったこともあり、楽観を許さない状況だった。仕掛けの天ビンの扱いにも不安があった。

 「私の地元では胴突きでアマダイを釣っていました。天ビンは2回目ですが、胴突きの方がシンプルで、当たりが取りやすいイメージがあります。攻略できるかどうか…」

 ところが、そんな不安をよそに、1匹目の後、間もなく2匹目が掛かった。釣り上げると、食べごろサイズの34センチ。それからまたすぐに30センチ。30分間に計3匹を手にした。

 「緩めに誘っていました。アマダイがオキアミを食べやすいように、ふんわり優しく動かす感じ。たくさん釣ろうとして焦ると早く動かしがちですが、そこをこらえて、ふわふわさせていました」

 納竿してみれば、最大34センチの計3匹はこの日の竿頭だった。

 「これまでも竿頭になったことは何回かあります。今日は何が良かったのか自分でははっきり分かりませんが、途中で試行錯誤したことが生きたとは思います。釣れない時間があると、なんとかしようと考えます。それが釣り人として成長できる時間だと思っています」

 小学生時代に自宅近くの港でマアジやカサゴを釣った思い出がある。コロナ下に屋外での趣味を求めて再び釣りを始めてから約5年が経過した。

 「釣りは難しいからこそ好き。一つの魚種でも状況によって釣り方の選択肢が無数にある。自分が選んだ答えで結果が出ると達成感があります。けれど、正解を出しても次はそれが正解だとは限らない。クイズを解き続ける楽しさがあります。自分がここまで熱中できることを見つけられて幸せです」

 趣味が仕事になっている幸運な釣り人だ。

 《最近目覚めたビッグゲーム》この5年で釣った魚種は約100種。その中でアマダイ釣りの難易度は「中級くらい」といい、「私にはカワハギが難しい。口が小さくて、ハリの選び方、誘い方、合わせ方で悩む」とも。最近は体力が必要な「ビッグゲーム」(狙う魚種はロウニンアジなど)に目覚めているそうで「体づくりから始めないと」と意欲満々だ。

 ◇高末 里香(たかすえ・りか)広島県出身。元美容クリニック看護師。2024年「アングラーズアイドル」ファイナリスト5人に選ばれ、現所属事務所にスカウトされた。釣り専門紙の記事執筆や番組出演で活躍中。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、腰越・飯岡丸=(電)0467(31)1560。乗合料金は餌・氷付き1万1000円。女性・高校生以下(6歳以上)は2割引き。出船時間は要確認。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る