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磐越道事故 北越高で2度目会見 バス会社側の主張改めて否定「費用抑えたいから…依頼したことない」

[ 2026年5月11日 05:30 ]

新潟市の北越高で開かれた記者会見で、磐越道バス事故の経緯を説明する男子ソフトテニス部の寺尾宏治顧問(中央)
Photo By 共同

 福島県郡山市の磐越自動車道で、新潟市の北越高男子ソフトテニス部員が乗るマイクロバスがガードレールに衝突し、生徒1人が亡くなった事故で、学校は10日、2回目の記者会見を開いた。7日の1回目会見には同席しなかった部の寺尾宏治顧問も出席した。寺尾顧問は当日、別の乗用車でバスを先導。「私がバスに同乗してさえいれば、事故を防ぐことができたかもしれず、同乗しなかった判断は誤りだった」と涙ながらに謝罪した。

 事故を巡っては、バスを手配したバス運行会社「蒲原鉄道」が6日の会見で「顧問から予算を抑えたいとの要望がありレンタカーで対応した」「運転手も手配してほしいと依頼もあった」との趣旨の説明をした。これに対し北越高側は7日の会見で、この内容を否定。双方の主張に食い違いが生じている。

 寺尾顧問は手元のメモを読み「費用を安く抑えたいからレンタカーを手配してほしいと依頼をしたことはない。運転手の紹介を依頼したこともない」と蒲原鉄道の発言を改めて否定。「私としては蒲原鉄道にバスの運行を依頼したという認識であり、バスは蒲原鉄道のバス、運転手は蒲原鉄道の運転手と認識していた」と説明した。

 事故は6日に発生。バスを運転し、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕された無職若山哲夫容疑者(68)は、蒲原鉄道の担当者が知人に依頼して紹介を受けていた。

 会見で灰野正宏校長は、事故現場から蒲原鉄道が若山容疑者に渡したとみられる封筒が見つかっていたと明かした。3万3000円が入っており、ただし書きとして「手当」「高速」「ガソリン」とあったという。バス手配の費用に関しても、蒲原鉄道は「運転手への報酬は学校が払う」、北越高は「蒲原鉄道に費用を払う」と主張にズレがある。

 ≪兵庫でも…部活動のマイクロバスが追突事故 高校生ら3人が軽傷≫兵庫県加古川市西神吉町岸の自動車専用道路「加古川バイパス」で10日午前9時20分ごろ、高校の部活動の生徒を乗せたマイクロバスが乗用車に追突した。計4台が絡み、高校生1人を含む3人が軽傷を負った。

 県警高速隊によると、現場では当時渋滞が発生しており、マイクロバスには兵庫県内の高校の生徒16人を含む18人が乗っていた。県警が事故原因を調べる。

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