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厳寒期!止まらんフグ激アツ ショウサイにまじりアカメ全員ヒット

[ 2025年2月5日 04:30 ]

目下好調のショウサイフグ。高橋さんも思わず笑顔になる
Photo By スポニチ

【博覧釣記】 水温低下とともにショウサイフグの群れが固まり、千葉県大原沖では爆釣が楽しめるようになった。良型が多い上に食味も最高ということもあり、船は連日大にぎわい。早速、大原・幸盛丸から出船した。 (国友 博文)

 「年末には3、4メートルの浅瀬で釣れていましたが、現在は12、13メートルを狙っています」と幸盛丸・鈴木光雄船長=写真。まずは1級ポイントの太東沖を目指す。ここは水深が浅く比較的穏やかなので、ビギナーでも釣りやすいのがうれしい。

 カットウ釣りで、仕掛けの上部に付けた餌のエビでフグを集め、下にあるカットウバリで引っかける独特のスタイルで、ゲーム性が高いのも魅力の一つ。「やってみましょう。根掛かりに注意してください」と鈴木船長。胸を弾ませ仕掛けを投げ入れる。タナはオモリが海底に着かない程度の“ゼロテンション”の位置をキープ。それでも当たりがなければ、少し高めのタナを試したい。

 開始早々、千葉市の小谷昭夫さん(79=会社員)の竿が曲がった。さすがは名人、ムダのないやりとりで良型のショウサイフグを抜き上げた。「自分の餌に来たフグは必ず掛ける気持ちで狙っています」。さらに、左舷トモでは埼玉県川越市の高橋一雄さん(62=会社員)にヒット!感度抜群のゲームロッドが小さな当たりをキャッチ。活性を確認すると筆者の竿に「ツン」というファーストシグナルが伝わった。迷わず即合わせするとゴギューン。衝撃的な感触に思わずニンマリ。フグ釣りはこの瞬間がたまらない。上がってきたのは30センチ級の良型だった。

 高橋さんの竿先がガンガン揺れている。水面近くで八の字に泳いたので「もしかして青物?」と期待させたが、これが立派なジャンボなアカメフグだった。アカメ好機を見抜き、船長は大原沖への移動を決断。これが大当たり。ショウサイフグに交じり、大型のアカメが次々に餌に飛び付いてきた。

 すると「バキッ」。船内に聞き慣れない音が響いた。見るとアカメをヒットさせた同県ふじみ野市の新井健之さん(63=会社員)の竿が折れていた。「抜き上げたらデカすぎて竿が折れちゃいました」と苦笑いするが、これだけの大物に竿を折られたら本望とばかりにアカメをさらに追加していった。最後までアカメの勢いは止まらず、全員にヒットがあったところでタイムアップとなった。

 厳寒期でお鍋の恋しい季節。「幸盛丸のフグ鍋」で心も体もホカホカになること間違いなし。

《名人は静かに当たりを待つ》
 名人・小谷さんは静かに座って構えて当たりを待つスタイル。かすかな当たりや違和感を見逃さず、小さくシャープに合わせてフグを上げていた。2本の餌バリにアルゼンチンエビとアカガイを付ける豪華ぶり。名人は大の寒がりでもあり「使い捨てカイロを体中に張っています。手袋の中にも」。手袋を着けてもできるフグ釣り。この季節には貴重なターゲットだ。

《船長がさばいて筆者家内ご機嫌》
 釣れたフグは帰港後、船長が奇麗にさばいてくれるのも人気の秘訣(ひけつ)。台所を汚すことなく料理に取りかかれるから、筆者の妻もフグ釣りに行くと言えばご機嫌だ。同乗者も「フグチリ鍋」「テッサ」「から揚げ」「一夜干し」など食味目当てが多かった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、大原・幸盛丸=(電)0470(62)2267。集合時間は午前5時で集まり次第出船、乗合料金は氷付き1万円。第1、3月曜日が定休日。

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