岩下尚史氏　日本の安全神話に警鐘「盗まれないとかテレビで言うじゃない？あれが良くないよ」

岩下尚史インスタグラム（iwashita_hisafumi）から

　作家の岩下尚史氏が6日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に生出演し、日本の“安全神話”に警鐘を鳴らした。

　番組では、兵庫県や大阪府などの地下鉄の駅構内でスリを繰り返したとして、ルーマニア国籍の男3人が逮捕、送検されたニュースをピックアップ。容疑を認めており、「日本は防犯意識が低くスリがしやすい」と供述しているという。

　危機意識の低い日本人が狙い撃ちされた形。岩下氏は「日本はバッグを置いておいても盗まれない、いい国だとかテレビで言うじゃない？あれが良くないよ。ぼーっとしてるだけだよ！」と痛烈に指摘した。

　さらに「今はどうか知らないけど、ちょっと前もニューヨークとか行っても、欧州のイタリアとか行ったって、逃げられないくらい5、6人で羽交い締めにされて、バッグとか持って行かれて…。今はどうか知りませんけどさ」と、伝え聞いた海外のひったくり事件の事例を挙げた。

　元女子プロレスラーのタレント北斗晶から「どうすればいいの？」と対策を聞かれると、岩下氏は「（貴重品を）見せない。あと、何も持ってないふりする。ボロを着て歩く」などと具体策を説明した。