TBS「世界ふしぎ発見!」 話し合い形式で濃くなったトーク密度

[ 2023年6月6日 07:00 ]

レギュラーメンバーの(左から)草野仁、黒柳徹子、石井亮次アナ、野々村真
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 4月に司会者が交代しリニューアルしたTBSの紀行クイズ番組「世界ふしぎ発見!」(土曜後9・00)。1月にクイズ形式が変更されたことも大きな話題となった。

 これまでのクイズは主に黒柳徹子やゲストの解答者が個人で解答。初代司会者の草野仁をモデルとした「ヒトシ君人形」をベットし、正解すれば得点をもらえる形式が長く続いてきた。これを1月に大幅に変更。解答者全員が思いついた答えを言いながら話し合い、全体で一つの答えを導き出す形になった。

 国分禎雄チーフプロデューサーは変更理由について「これまでの形式は、クイズが出てから一人一人の解答を聞くので、正解発表までの時間が長い。昔は良かったけど、今の時代は“早く答えを知りたい”となる」と説明。「解答者が思いついた答えを瞬間的に言って、トークが広がる方が時代に合っていると思い形式を変更しました」と明らかにした。

 もちろん視聴者の意見は賛否両論ある。ただ、実際に解答時間は短縮され、展開もスピーディーになった。「今までよりもトークの密度は濃くなったと思います」と話している。

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