松平健「マツケンサンバ2」共演の辰巳ゆうとノリノリ　桂米団治も「楽しい！」　大阪新歌舞伎座で舞台初日

「マツケンサンバ2」でキラキラ衣装を身にまとい踊る（左から）桂米団治、松平健、辰巳ゆうと
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　俳優・松平健（69）主演の舞台「五月薫風特別公演」が5日、大阪新歌舞伎座で開幕した。

　2部の歌謡ショーでは“十八番”「マツケンサンバ2」も披露。共演の若手演歌歌手・辰巳ゆうと（25）、桂米団治（64）も松平とともにキラキラ衣装で踊り客席をわかせた。

　辰巳は「憧れのスパンコールの衣装！ありがとうございます！」と大はしゃぎ。米団治も「本当に幸せです。マツケンサンバがこんなに楽しいものなのだ、と実感しました！」と話し、客席に向かって「今日帰ったら、近所の人に“アンタも行き”と広めてください」とノリノリだった。

　一部の芝居「伊之吉の千両茶碗」は上方落語で故・桂米朝さんが復活させたことで知られる「はてなの茶碗」をベースにした人情喜劇。米朝さんの長男で落語家の米団治が目利きの茶道具屋・金兵衛にふんし、辰巳がその息子、松平は茶わんをめぐって一獲千金をもくろむ油屋伊之吉役を熱演した。松平は「関西弁に囲まれながらの公演。大阪は私も大好きな街です。食べ物もおいしいですしね。…以上ですが」などとあいさつしていた。公演は14日まで。