「ツートライブ」が漫才体験教室でMC　子供たちの奮闘に脱帽

　お笑いコンビ「ツートライブ」は5日、大阪・吹田市の万博記念公園で開かれた「よしもと放課後クラブ　in　万博記念公園」に登場。子どもたちが演じる「漫才体験教室」にMCとして参加し、「1時間前に出会った者同士が、あのたくさんの人の前で笑いを取ってるのはすごい」と周平魂（39）は子どもたちの頑張りに脱帽していた。

　漫才をやってみたいという子どもが大阪だけでなく長野からも参加。小さい子どもの狙っていないのに起こるほほえましい笑いや、ノリツッコミを入れたり、アドリブを交えたりとレベルの高い漫才まで様々。「放課後クラブ」で子どもたちを指導するたかのり（39）も「漫才が大好きなのかも。みる機会が多くなってます。YouTubeとか」と高評価していた。

　2人は大阪市西区住みます芸人で、同い年の息子を持つ父親だ。「同じ西区で同い年。仲良くなって息子2人が漫才をしたら、イヤかな？」と周平。「違う小学校がエエかな」とたかのりも笑った。

　ツートライブも結成15年目で悲願の「M―1グランプリ」へ最後のチャレンジに臨む。「子どもたちが30分であれだけの漫才をできる。新鮮な気持ちで一からネタを作って。優勝するつもりでやっていこうとちょっとだけ思った」と周平魂。苦笑いするたかのりも「自然体で」と子どもたちから刺激を受けたようだ。初の全国ツアー「闊歩旅」を6月30日に神戸でスタート。京都、広島、名古屋、東京と周り、最後は大阪で締めくくり、暮れの決戦へラストチャンスに賭ける。