千原ジュニア M-1優勝ウエストランドを心配「チワワが血統書付いた大型犬に」立ち位置変わると…

[ 2023年2月8日 11:31 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(48)が、7日深夜放送の東海テレビ「千原ジュニアのヘベレケ」(火曜夜0・25)に出演。「M-1グランプリ2022」で優勝したお笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之(39)と河本太(39)の今後について語った。

 井口がこれまでのM-1グランプリを振り返り、「M-1って特殊じゃないですか。他のネタ番組ってどういうネタでも盛り上がったらウケるじゃないですか。なぜかM-1だけ、ちゃんとウケない瞬間ってある。2020年もライブでずっとウケ続けて、M-1でだけウケない感じで本当にその悔しさがあった」と初めて決勝に進出した2020年のM-1で9位に終わった悔しさを語った。

 それだけに今大会は「M-1の決勝に行って、とにかくウケたい、笑いを取りたいってだけだった」と井口。「もし暫定ボックスに座れたら2本目(のネタを)練習しようって感じだったので、練習しないまま10番目で呼ばれて3位だったのでCMまたいですぐ次(のネタを披露)だったので、CMの間にこうやってって言うだけで。最終審査は緊張する暇もない。“ウケた、ウケた、良かった~”ってなってた」と登場が10番目で最終審査は1番最初だったこともあり、バタバタだったと回想した。

 だからこそ「優勝ってとんでもないじゃないですか。今は優勝させていただいて本当に良かったし、優勝しなきゃ出られない番組とかあったりとかするんですけど、正直、漫才を背負うとかしたくない。優勝したことでM-1を背負っていかなきゃいけないのも怖いし、とにかく忙しい、大変だってのもよぎる」と周囲の期待や繁忙ぶりなど重圧を想像し、優勝しなくてもいいと思っていたと告白。「ウケたし、もうこれは2位ぐらいで終わって、そこから呼んでいただいた番組で、平場で頑張っていけばいいと思ってた」と本音を吐露。そして「まじで最終審査の時、さや香に“頑張ってくれ。絶対いけるから。絶対お前らいけるから”って」と同じく最終審査に残ったさや香に“謎のエール”を送っていたという。

 当時を振り返り「あっちからしたら意味分からない。なんでこいつ応援してきてるんだって思ってたと思います。割と本心でウケたら満足してたので、正直、全然緊張もなかった」と最終審査の後、コンビ名が書かれた審査員の札がめくられていく瞬間に「優勝しちゃうーってなった」と明かし、笑いを誘った。

 この話を聞いたジュニアは「ウエストランドがほんまに今後大変やと思うのは、今まではチワワがキャンキャン言うてるから、面白かったのが、ちゃんと血統書付いた大型犬ってなるから、意味が変わってくるもんな。今までは悪口を陽の当たらん所から言ってる感じが、今はまぁまぁのちゃんとした高台から言うってなるもんな」と立ち位置が変わることによって井口の毒舌のキレも変わってくると指摘した。

 井口も「唯一救いなのは、世間やネットは“さや香が優勝じゃないか”って声がある。リアルな話、もっと言ってくれって思います。スタンス的に“さか香が優勝だよ”って言われた方が“おーい”ってなるじゃないですか」と自虐的になってツッコミを入れやすいと告白。そして「それでめちゃくちゃ嫌われたのが、お見送り芸人しんいちなので…。優勝目指してなかったから、優勝できた」とR-1優勝芸人をイジり、さらに笑いを呼んでいた。

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2023年2月8日のニュース