若狭勝弁護士　無人版売店の窃盗被害の画像公開「犯人検挙、被害減少のためなら名誉棄損にならない」

弁護士の若狭勝氏
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　元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。窃盗被害の防犯カメラ映像公開について言及した。

　番組では、無人販売店での窃盗被害について放送。窃盗被害に遭った様子が映った防犯カメラの画像を店内に張り出したほか、SNSに画像を公開した無人販売店運営会社の「同じように万引きをする方が現れないように、予防の意味を込めて」などと説明するインタビューを伝えた。

　MCの谷原章介が「経営してらっしゃる方も（公開に）賛否の声があるってことをお認めになってらっしゃいましたけども、店側がSNSに拡散をうたうことってのは問題はないんでしょうか、法的に」と聞くと、若狭氏は「現行犯で映っている映像をSNSにのせるってことは、本人をこらしめるとか、本人の生活をめちゃくちゃにしてやるとか、そういうような思いではなくて、犯人検挙につなげるため、あるいはこうした被害を少しでも減らして社会の平穏を保つためと、そういう正当な目的の下でやっている限りであれば名誉棄損ということにはならない、名誉棄損の除外にはなると思います」と自身の見解を述べた。