前川清　クールファイブと「55年」節目のステージ　「長崎は今日も雨だった」など30曲熱唱

ステージで笑顔の前川清
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　歌手の前川清（74）が7日、55周年記念コンサートを開催した。

　1969年に内山田洋とクールファイブのボーカルとしてデビュー。87年にソロになったが「55年ということでクールファイブと一緒に」と節目のステージには06年に死去したリーダーの内山田さんを除く4人の同僚を4年ぶりに呼び集めた。

　クールファイブをバックに「長崎は今日も雨だった」などのヒット作のほか、同郷（長崎県）のさだまさしに作詞作曲を依頼した55周年記念の新曲「昭和から」など30曲を熱唱。つえをつきながら出演していたメンバーの小林正樹（80）にハプニング的に「アンチェインド・メロディー」を歌わせて涙ぐむ一幕も。「小林さんが60年までやるというので勇気付けられた」と感謝していた。