王将戦・御城印 すでに昨年の4倍売れた! 藤井王将、羽生九段の対局記念

[ 2023年1月8日 13:56 ]

将棋の王将戦のために作られた「王将戦特別限定御城印」を求め、早朝から並ぶファン
Photo By スポニチ

 藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に羽生善治九段(52)が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第1局が8日午前9時、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で始まった。

 対局が行われる掛川城御殿では、対局を記念した「王将戦特別限定御城印」(1300円)が販売中。対局開始と同じ9時からの販売だったが、その前から長蛇の列ができていた。

 管理事務所所長の木曽美雪さん(57)によると、正午時点で既に約1000部が売れた。去年の売り上げは1日あたり250部ほどだったといい「午前中だけで去年の4倍の売り上げ。お客様の反応も大きく、注目度の高さを感じる」と話した。

 御城印を購入した掛川市の30代の男性は「藤井さんと羽生さんのタイトル戦はめったにない機会。記念として自宅に飾りたい」と笑顔を浮かべた。木曽さんは「御城印をきっかけにお城や美術館を観光していただいて、町の良さを知ってもらえたら」とアピールした。

 御城印は通常は厚紙に印刷されるが、王将戦バージョンは掛川産ヒノキ由来の木製シートで作製。藤井王将と羽生九段の揮毫(きごう)入りで、将棋の駒をかたどっている。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月8日のニュース