笹野高史　スーパースターから「年取ったら、もっと派手なの乗らなきゃ」と言われ購入した車とは？

笹野高史
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　俳優の笹野高史（74）が7日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。かつて購入した車を選んだきっかけについて語った。

　俳優生活は50年になるという笹野。MCの「極楽とんぼ」加藤浩次から「好きみたいですね。車」と振られると、「車はね、小さい時から。兄貴たちが（好きで）ね、外車の本がうちにあったんですよ、何冊もね。それをこうやって見ておりましたから。あー、俺大きくなったらいつかポルシェ乗りたいななんて思ってたんですが」と振り返った。

　「俳優を細々やっておりましたら、乗れるっていうことになっちゃって」。車の買い替えを検討したのが、ちょうど映画「武士の一分」（2006年）の撮影をしている頃だったとし、主演の木村拓哉に「車を替えるんですよ」「ポルシェにしようと思ってるんですよ」と打ち明けたとした。

　木村は「ああ、いいじゃないですか」としながらも、「色はなんですか」と質問。笹野が「今乗ってるのと同じシルバーにします」と答えたところ、木村は「ああ…」と微妙な反応をしたという。笹野が「そのああってなんですか、良かったねとか言ってくれないの」と返したところ、木村は「年取ったら、もっと派手なの乗らなきゃ」と意見したとした。

　笹野は「なんすか、それ」としながらも、「分かりました」と回答。自動車販売店に電話をし、別の色はあるかと聞くと、黄、赤、青、白、黒があるとの返答があり、「赤は百恵ちゃんの赤いポルシェになっちゃうし、青はちょっと寒そうだし、黒でもない、白でもないな…。黄色か…」と思うと続いて17歳年下だという妻に電話をかけた。

　妻には「シルバーじゃなくて黄色にしようと思うんだけど、どうかな。近所で乗ってたら恥ずかしいかな？」と相談。妻からは「いいんじゃないの。駐車場は西側だから西に黄色があるのは風水でいいそうだから」とOKが出て、車を決定。木村には「木村さん、黄色にします」と伝えたところ、「いいじゃないですか」と言われたとした。

　「だから、木村拓哉さんが黄色にさせてくれたんですよ」と説明。そうして購入した愛車との2ショットも披露すると、「これは恥ずかしいんですよね。車の番組にも黄色のポルシェで出してもらったもんだから、高速道路でファーっと追い越す車が、ブレーキかけて並走して走るんですよ。ちらっと見ると助手席で（手を振って）、窓開けて“笹野さーん、頑張ってください”って。“頑張ります、頑張ります、危ない”って。そんなことが度々あって」と苦笑した。

　「それに打ち勝たないといけないんですけど、このコロナのおかげで、仕事しなくなると体力落ちて気力も落ちちゃって。乗るとね、疲れるんですよ」と笹野。「それで、黄色乗れなくなっちゃったんだなと思って、車を替えることにしたんです。それで白い車に乗ったんですけど、その車が私に相性が合いませんで。一カ月で手放してしまいまして」と説明した。「なんか合わないなと思っちゃったらダメ。そんなこと、別れた女の悪口言うようなこと言いませんよ、私は」と続けると、加藤は「言ってますよ」とツッコんだ。