秋元真夏 乃木坂46卒業を意識した瞬間の出来事「卒業するのは3年後まではやめておこう」

[ 2023年1月8日 22:58 ]

乃木坂46から卒業を発表した秋元真夏
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 乃木坂46からの卒業を発表した秋元真夏(29)が8日、パーソナリティーを務める文化放送「秋元真夏(乃木坂46) 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ サンデー」(日曜後7・00)に生出演し、卒業発表後の心境を語った。

 7日に公式ブログで、2月26日に行われる横浜アリーナでの卒業コンサートをもって卒業することを発表した。同じ1期生の齋藤飛鳥も、卒業コンサートを残してグループでの活動を終了しており、2人の卒業で乃木坂46の1期生は全員がグループを巣立つ。

 発表を受けて、多くのファンが自分についてつづってくれているSNSやメッセージを目にしているという。「知っているファンの方とかすごいたくさんいるので、握手会時代とか、昔から初期のころから応援して下さっているファンの方の名前で、すごい長文でメッセージが書いてあったり。懐かしい話とか、握手会の時に初めて会ったエピソードとか、そういうものを読んでいる時に、すごい実感するなというふうに思いながら、読ませていただいてました」と明かした。

 自分の心の中で、卒業へのカウントダウンが始まったのは、「2023年になっちゃったから4年前なんですけど、2019年のキャプテンに任命された時」だったという。周りの同期たちが卒業していく中、「卒業自体は意識をしていて、いずれ私にもくるものだと思っていた」と考えていたが、「2019年の9月に任命されてから、その瞬間に“卒業するのは3年後まではやめておこう”って心の中で決めていて」と打ち明けた。

 もともと人を引っ張るタイプではなかったという秋元。だからこそ、キャプテンとして3年間は真剣に向き合う覚悟を決めたという。「3年続けば、苦手なことも得意に変わるくらいの道を見つけられるんじゃないかと思っていたので、その時に“3年間は卒業しない”と決めて。逆に言えば、3年後くらいが卒業のタイミングかもしれないというふうに、キャプテンになった瞬間から考えてました」と話した。

 女性ばかりのグループで、人との接し方には苦労したという。「どう接したらいいか分からなくなる時もあったんですけど、周りを見て全部、八方ふさがりだと思っちゃう日とかあっても、そういうところから私を引っ張って、救い上げてくれるのは本当に、聴いて下さっている皆さんもそうですし、乃木坂を応援して下さっている皆さんのおかげだなと、心の底から思っています」。ファンから握手会などで掛けられた印象的な言葉は、携帯電話にメモしているといい、「本当につらくなってきた時とか、耐えきれないなと思った時に、その言葉を見て、皆さんからいつも力をもらっていました」と、あらためてファンへの感謝を示した。

 番組冒頭の約20分で、時折涙声になりながらも、思いの丈を語った秋元。見守った坂口愛美アナウンサーは涙声で「だめだ、すみません、泣かないって決めてたのに…。本当に寂しいですけど、言います。卒業おめでとうございます。本当に11年、お疲れさまでした」と、秋元の労をねぎらっていた。

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2023年1月8日のニュース