直木賞作家・今村翔吾氏 プーチン大統領提案のクリスマス停戦に私見「かなり追い詰められている証拠」

[ 2023年1月8日 19:24 ]

今村翔吾氏
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 直木賞作家の今村翔吾氏が8日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、ロシアのプーチン大統領が呼びかけたクリスマス停戦の思惑について私見を語った。

 プーチン大統領は5日、ロシア正教会のクリスマスに合わせ、6日正午から36時間の停戦をショイグ国防相に命じた。しかし、ウクライナ東部ドネツク州の知事は、住宅や病院などが砲撃されてケガ人が出たと発表。停戦は事実上、成立しなかった。

 プーチン大統領の呼びかけに、今村氏は「クリスマス停戦って聞き慣れないですけど、これ自体は歴史を振り返れば、あまり珍しいことではない」と、歴史をひも解いて説明。「第1次世界大戦の時でもあったし、日本ですら戦国大名がクリスマスを理由に停戦したというのが(あった)。今で言うクリスマスですよね。宣教師の記述にあるくらい」と例を挙げた。

 その上で、「こういうことを引っ張り出してきて、プーチンがやるということは、何かしらの裏の思惑があるんだろうなと分かります」と、プーチン大統領の考えを推測。「もろさというか、かなり追い詰められている証拠なのかなとも思います」と分析していた。

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2023年1月8日のニュース