「どうする家康」紀行は異例ずくめ!キャスト登場回も 語りは松重豊 タイトル「どうする家康ツアーズ」

[ 2023年1月8日 19:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」紀行の語り(ナレーション)を務める石川数正役の松重豊(C)NHK
Photo By 提供写真

 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は8日、15分拡大版でスタート。本編後に流れる「紀行」(2分)にキャスト登場回があることが分かった。初回は松本が静岡市を訪れる。コーナー名は例年なら「どうする家康紀行」だが「どうする家康ツアーズ」に変更。さらに、語り(ナレーション)を主人公・徳川家康の重臣・石川数正役を演じる俳優の松重豊(59)が務めるなど、極めて異例の紀行になることが明らかになった。

 異色ずくめの趣向を凝らした今作の紀行。例年通りの紀行回のほか、キャストがドラマゆかりの地に足を運ぶ回も交える(キャスト登場回数は未定、ランダム)。第1回は松本が静岡市の久能山東照宮を訪ねる。

 役作りやドラマ世界の理解のため、もともと松本が熱心に家康ゆかりの各地を訪問。制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは「松本さんに紀行にもご出演いただけないかと相談を持ち掛けたところ、快諾していただきました。今回の大河の舞台地は、かつて紀行で取り上げた場所が多く、紀行を制作する上で、これまでと違う切り口あった方がよいのでは、とかねてより考えていました。誰かの目線があった方が、歴史に明るくない人にとっても、親近感を持って楽しんでいただけるんじゃないかと。松本さんも収録が大変なので、毎回というわけではなく、他の出演者が訪ねるケースも考えています」と意図を説明。

 「松本さんがご登場するとなると、家康のそばにいる人のナレーションがしっくりくる。『孤独のグルメ』の“心の声”からBSプレミアム『英雄たちの選択』のナレーションまで、幅広く魅力的な声の仕事をなさっている松重さんが担当してくだされば、ドラマの余韻にも浸れ、視聴者の皆さんが舞台地に足を運んでくださるんじゃないかなとお願いしました」と起用理由を明かし「流石は松重さん、硬軟絶妙な塩梅の語りになっていると思います」と称賛。「どうする家康」は紀行まで堪能したい。

続きを表示

2023年1月8日のニュース