自民党・新藤氏 萩生田氏“信を問う”発言「増税のタイミングが選挙の前なのか、後なのかは状況による」

[ 2023年1月8日 13:59 ]

フジテレビ社屋
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 自民党の新藤義孝政調会長代行が8日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。自民党の萩生田光一政調会長が昨年12月25日のフジテレビ番組で、防衛費増額に伴う増税の前に、衆院解散・総選挙で国民に信を問う必要があるとの認識を示したことについてコメントした。

 萩生田氏は、昨年7月の参院選公約で増税に触れず国内総生産(GDP)比2%以上への防衛費増額を打ち出した経緯を踏まえ「増税議論の明確な方向性が出たときには、いずれ国民の皆さんに判断いただく必要も当然ある」と述べた。

 番組の司会のフジテレビ解説委員・松山俊行氏が「萩生田政調会長が「例えば防衛増税について、あとは少子化対策なども含めてだと思いますけれども、仮に大きな増税をするのであれば、国民の信を問わなければならないと、解散総選挙も必要だという考えを示されたんですけれども、これについてはどういうお考えですか?」と聞くと、新藤氏は「政調会長はですねえ、これはもう明確に理解していますけども、まず解散総選挙は総理が考えることですから、それについては何かコメントしているわけじゃないです」と言い、「それから、増税を行う時に信を問うのは、それは増税の前に信を問うのか、それとも増税をした後でこのことについて信を問うのか、それはその時のタイミングによるんですよ」と指摘。「あたかも解散してからでないと増税をしないかのように受け取られているのは違うということは、明確に私も確認していますし、総理も含めてこれだけの大きな問題を行うわけですから必ず信を問うことになる。しかし、増税のタイミングが選挙の前なのか、後なのか、これはその時の状況によるということで理解してもらいたいと思います」と話した。

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2023年1月8日のニュース