松本潤　「どうする家康」イベント倍率196倍も「数字が全てじゃない」

岡崎城前で写真撮影する（左から）杉野遥亮、松本潤、山田裕貴
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　NHK大河ドラマ「どうする家康」（日曜後8・00）に主演する嵐・松本潤（39）らが放送初日の8日、愛知県岡崎市、静岡県静岡市、浜松市の3都市で、番組イベント「東海プレミアリレー」を行った。

　松本らは岡崎城前で取材陣に対応。岡崎市でのパブリックビューイングとトークショーの観覧希望倍率が196倍に及んだことについて松本は「数字はもちろんうれしいが、数字が全てじゃないと思う」と語った。

　大河に出演する俳優が放送初日に3都市をめぐるイベントに参加するのは異例。午後5時から岡崎市の岡崎市民会館・あおいホールで行ったパブリックビューイングとアフタートークショーなどには、徳川家康役の松本潤、瀬名役の有村架純（29）、本多忠勝役の山田裕貴（32）、榊原康政役の杉野遥亮（27）、酒井忠次役の大森南朋（50）、司会の天野ひろゆき（52）＝岡崎市出身＝が参加した。

　定員900人に対して申込者数17万6593人で倍率は196倍。松本は取材陣からその倍率について問われると「たくさんの人に応募いただけたことはとてもうれしく思っています。でも、数字じゃないかな。気持ちですね」と、応援してくれる人たちの思いの大切さを強調した。
　
　山田は「最初に聞いた時は『殿（家康＝松本）、すげえ～な』と思った。大河への期待値でもあると思う」と率直な思いを吐露し、杉野も「期待値が高いから、誠心誠意頑張りたい」と思いを明かした。

　これに先立つ、静岡市での出陣式で松本は「どうする家康」の出演依頼を一度は断っていたエピソードを披露。2014年の大河「軍師官兵衛」主演の岡田准一（42）、昨年の大河「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬（40）と20年秋に食事をした際に「岡田君から『やった方がいい』、小栗君からも『俺の次やれよ』と言われた。2人がその話をしてくれて背中を押されたことはあった」と語った。