演歌歌手の市川由紀乃が47歳のバースデー　特製の船の衣装で30周年イヤーの船出

47歳のバースデーを特製ケーキで祝福された市川由紀乃
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　演歌歌手の市川由紀乃が47歳の誕生日を迎えた8日、都内でデビュー30周年企画の発表会見を行った。

　新たな船出をイメージして、波模様の着物に、この日のためにつくった特製の船を体につけて登場。コントのような衣装に「ドリフ世代なので」と笑いながら「スタッフさんが一生懸命つくってくれた。新たなる船出の第一歩」と前を向いた。

　この日が47歳の誕生日。こちらも船の形をしたバースデーケーキで祝福された。船には市川の姿もあり「似てる！」と笑った。「今年はおもしろおかしい1年にしたい。笑顔を絶やさず、笑顔を届けられるように。いろいろなことにチャレンジして、さまざまな市川由紀乃を知っていただいて、実りある充実した1年にしたい」と抱負を語った。

　30周年の記念企画も充実。2月1日に特設サイトがオープン。晩春に新曲をリリースする。秋頃にはクルーザーでのファンクラブイベント、恒例のリサイタルも予定。さらにファンと写真を共有して楽しめるサービス「フォトシュシュ」を使い、新たなコミュニティーを立ち上げる。ファンが投稿した写真を集めて「みんなでつくる市川由紀乃ミュージアム」となる予定。コロナ禍でファンに会う機会が減っているが「直接お会いできなくてもつながれる喜びがある。昨年始めたインスタグラムでも、若い世代や長らく会っていない友人ともつながれた。演歌歌手であることを知ってもらえる機会にもなる」とプラスに捉えている。

　年を重ねるにつれて「生んでくれた母への感謝の思いが強くなる」といい、この日も家を出る前から感謝の思いで涙を流したという。NHK紅白歌合戦への復帰への思いも強く「一歩一歩大事に過ごして12月31日を迎えたい」と話した。