INIが日本武道館で全国ツアー最終公演を開催 MINIへの感謝でメンバーが涙

[ 2023年1月8日 20:30 ]

日本武道館で全国アリーナツアー最終公演を行ったINI(C)LAPONE Entertainment
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 男性11人組「INI」が8日、東京・日本武道館で初の全国アリーナツアーの最終公演を行った。

 デビューから1年2カ月でたどりついた武道館。デビュー曲「Rocketeer」で幕を開け、リーダーの木村柾哉が「ラスト行くぞ!」と叫んで客席をあおった。これにMINI(ファン)はペンライトを振って応えた。テンションの上がった西洸人は「武道館だろうが最後だろうが、みんなで力振り絞って、このツアーを完成させましょう!」と呼びかけた。

 初の武道館にも臆することなく、持ち味の力強いダンスとともに22曲を披露。年男の藤牧京介が代表して今年の抱負を述べ「もっとたくさんのMINIのみんなに会うことが目標」と誓った。

 中盤ではユニットコーナーもあり、木村、後藤威尊、松田迅は歌なしのダンスだけで勝負。西、池崎理人、田島将吾の3人は得意のラップで沸かせた。本編最後は初アルバム「Awakening」のリード曲「SPECTRA」で締めた。

 12月からのツアーは13公演で12万人を動員。全国のMINIと時間を共有した。最後にひとりひとりがMINIに思いを伝えた。

 木村は「こんな大きなステージに立たせてくれているMINIのみなさん、本当にありがとうございます」と目を潤ませた。佐野雄大も時折言葉を詰まらせながら「MINIのみんなも大好きやし、メンバーのことが大好き過ぎて、ここまで支えて連れてきてくださったMINIのみなさんありがとう。お互い支え合って、たくましく楽しく生きて行きましょう」と飛びっきりの笑顔をはじけさせた。田島は「ツアーを通してみなさんとの距離がまた縮まったんじゃないかと思います。終わっちゃうのが寂しい」と言って、「できるかわからないけど、1年かけてツアーをやりたい」と希望した。

 西は涙を見せ「みんな覚悟を持ってINIをやってる。オーディションも正直しんどかったです」とこれまでを振り返りながら、「おれらグローバルボーイズグループと言ってる。まだまだここからだと思ってるし、それぐらい本気で世界に出たい。でも、俺らだけじゃ無理です。ツアーを通して思ったのは、ひとりじゃできない。みんなもINIチームです、みんなで行こう」と誓った。

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2023年1月8日のニュース