アグネス・チャン 日本デビューのきっかけは姉の存在「平尾先生が姉を追っかけに香港に」

[ 2023年1月8日 21:32 ]

アグネス・チャン
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 歌手でタレントのアグネス・チャン(67)が、8日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン☆80’S」(日曜後8・00)にゲスト出演し、デビューのいきさつや日本進出のきっかけを語った。

 1971年に母国・香港でスカウトされたアグネス。最初はアマチュア歌手がカバー曲を歌うアルバムの歌唱メンバーの1人という立場だったという。「“カバー曲を選んで下さい”って、テープをくれたんですね。1曲目が『サークル・ゲーム』だったんです。それを聴いて、他を聴かずに“これでいい”って決めて、この曲を歌ったら、なぜかよく分からないけど、香港で大ヒットして、それで歌手になっちゃったんですよ」。アグネスの大ファンを公言している「霜降り明星」せいやは「すごない?超・選ばれしエリートというか。1曲目、カバーで、香港で売れているんですよ?16歳とかで」と驚きを口にした。

 その後、香港でテレビ番組「アグネス・チャン・ショー」を持つなど、十代から人気タレントに。そんなある日、同じく歌手活動をしていた姉のアイリーンさんに興味を持ったのが、作曲家の平尾昌晃さんだったという。アグネスは「秘話なんですけど、平尾先生がうちの姉を結構好きだったんですよ。姉を追っかけに香港に行ったんです」と、当時を振り返った。

 平尾さんから声をかけられたアイリーンさんは、代わりに「うちの妹のショーに出たら?歌えば?」と平尾さんに提案。平尾さんはアグネスの番組にゲスト出演することになったという。アグネスの日本進出は、姉がきっかけだったといい、「来てくれて歌ったんですよね。それで、“香港でおもしろい子がいるよ?”って、日本に帰ってうわさにしてくれて、プロダクションとかレコード会社が香港に行ってスカウトしてくれたんです」と話していた。

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