松本潤「浮かない?」不安だった「鎌倉殿」最終回サプライズ 小栗旬との構想発端→三谷氏が吾妻鏡アイデア

[ 2022年12月25日 20:08 ]

来年の「どうする家康」主演・松本潤(左)と今年の「鎌倉殿の13人」主演・小栗旬が“大河ドラマ主演スペシャル対談”(C)NHK
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 今月18日に最終回(第48話)を迎えたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の主演・小栗旬(39)と来年1月8日にスタートする次回作「どうする家康」の主演を務める嵐・松本潤(39)のスペシャル対談が実現。約20分の動画が25日午後8時、両番組の公式サイトで公開され、松本が「鎌倉殿の13人」最終回に徳川家康役でサプライズ出演した舞台裏が明かされた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「鎌倉殿の13人」最終回の冒頭、鎌倉幕府による公式の歴史書「吾妻鏡」を読む家康を演じた松本。事前告知なしは当然、台本にも書かれていない超弩級のサプライズ登場。翌年の大河主演がその役で前年の大河最終回に出演、しかも、それが大河デビューとなる異例中の異例の仕掛けだった。SNS上は騒然。最終回パブリックビューイング(PV)の会場(鎌倉女子大学)からも一番のどよめきが起こった。

 もともとは松本の大河主演、盟友・小栗との大河主演リレーが決まった時から「せっかくだから、どんな形でもいいから、旬の作品にちょっとでも参加させてもらえないかな、みたいな話を、僕が大河出るってなったタイミングから2人で話してたんだよね」。そのプランを小栗が脚本の三谷幸喜氏に伝え「『なるほど』って三谷さんがなって。それで『あっ、物凄く面白いことを思いつきました』っていうメールが来て。じゃあ、(吾妻鏡で)承久の乱を読んでた家康にしようっていうのが、全部三谷さんが考えてくれて」と実現した。

 小栗が「凄い不安そうでしたね」と水を向けると、松本は「『これ、浮かない?』みたいな。これは『鎌倉殿』の最後に出るのにふさわしいのか、みたいなところは、撮影しててもあったし、実際にそのオンエアを見た時も、これで大丈夫なのかなっていうのは思った」「まさか『鎌倉殿』に徳川家康で出られると思ってなかったから」と明かした。

 バトンタッチする形で大河主演俳優となった親友の2人。「鎌倉殿の13人」最終回の翌日曜に“鎌倉殿ロス”を埋める夢の対談が展開された。

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2022年12月25日のニュース