たけし M‐1語る 漫才は「テレビと生とは違う」 ターゲットは観客「それを抑え込んじゃわないと」

[ 2022年12月25日 12:47 ]

ビートたけし
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 タレントで映画監督のビートたけし(75)が25日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」で優勝したウエストランドについて語った。

 「1年間は今までの分を取り返すくらいの影響はあるから頑張ってほしい」とエールを送り「ここ2~3年はコロナで営業がなくなって、ずいぶん苦しい思いをしたと思う。1日500円とか1000円のタレントがパッと上がるわけだからよかった」とコメント。「けど、とにかく実力がないと。番組俺持ってるけど、うまいの(漫才師)が並ぶ。そこに入ってくるのは大変だよね。何十年選手がいるから」と続けた。

 出演者で、過去にM―1の審査員を務めたタレント・大竹まことは「ウエストランドはすごく勢いはあった。たぶん、会場を席巻したんだろうなと。テレビと現場とは全然違うからね。俺は男性ブランコ。漫才じゃなくてコントに見えるんだけど、これは笑わせてもらった。けど現場はちょっと雰囲気が違ったのかもしれない」と指摘。

 これにたけしは「漫才と舞台芸っていうのは、ターゲットは客だから。それを抑え込んじゃわないと。テレビ映りなんて2番目。それは難しい。冷静である部分、芸をちゃんと見ちゃう。そうするとテレビと生とは違うんだよねこれ。バンドと同じ。テレビのロックバンド見るとテレビつまらない。でもライブで見てるといいなと思う」と話した。

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