木村拓哉 今年1番エネルギーもらえた出来事 「あの空間は他に変えられない」

[ 2022年12月25日 14:21 ]

木村拓哉
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 俳優の木村拓哉(50)が25日、パーソナリティを務めるTOKYO FM「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(日曜前11・30)に出演。「2022年に一番エネルギーをもらえた出来事」を明かした。

 フル稼働の1年だった。年明けに映画「レジェンド&バタフライ」の撮影で京都からスタート。2年ぶりにアルバムをリリースし、2月から3月はライブツアーを開催した。ライブ中からボクシングを始めてツアー終了後にテレビ朝日系連続ドラマ「未来への10カウント」の撮影を終え、「レジェンド&バタフライ」の制作を発表した。11月には織田信長役として、俳優の伊藤英明とともに「ぎふ信長まつり」に参加。計62万人を動員したことも大きな話題となった。現在は、9年ぶりにフジテレビ月9ドラマで主演を務める来年4月期の「風間公親―教場0―」(月曜後9・00)の撮影が始まっており「撮影にいそしんでおります」と語った。

 「けっこうやったな、そう考えたら。こうやって1年っていうスパンを振り返ると、けっこう詰まってたなと思いますけど…うわあ、大変な1年だったなっていう思いは全然ない。その都度、目の前のやるべきことにぐわーっと取り組んで、終わっちゃった…っていう、繰り返しで気づいたら今っていう感じ」としながら、一番エネルギーをもらえた出来事は「やっぱりライブかな。オーディエンスの皆さんからの声というものは(感染対策のため)なかったけど、みんながいてくれたということは事実でしたし。そういう直接的な時間っていうのは非常にエネルギーをくれたと思う。ドラマの現場とか映画の撮影も毎日日々エネルギーの受け渡しというか。いただくだけではなく、自分から放出しないといけないかなと思ってるんですけど。一番いただけたっていうことを考えると、あの空間は他に変えられないからね」と述べた。

 また、「ウイルスっていう目に見えない相手に約3年強向き合ってはきたんですけど、それとはまったく別でロシアのウクライナ侵攻とか影響された物価の高騰があったり。割と暗いニュースで大半が占められてしまいがちな時間を過ごしたんですが、スポーツっていうニュースから勇気とか希望、日本全国がギュッとなれた瞬間もいっぱいありましたよね。北京冬季オリンピック、パラリンピックで平野歩夢選手。ジャッジが厳しめの採点出した時の平野選手の“OK、じゃ次見とけよ”みたいな彼にしか思うことができない、切り替えることができない、あの瞬間めちゃくちゃかっこよかったですよね」とスポーツの力も実感した様子。

 「エンゼルスの大谷翔平選手だったりとか、とんでもねえ記録を打ち破ったじゃないですか。ベーブルース抜いたってすごいっすよね…ヤクルトの村上選手が王さんの記録を抜いた。僕的に温度がブチ上がったのが、サッカーW杯。ドイツとスペインに勝ったんですよ?ブチ上がりましたよね。あと、なおやん(井上尚弥)が世界4団体統一王者ですよ。ほんとにすごかったよね。一緒に焼肉食べたり、スーツ作ったり、出かけてた時はすごい普通でいてくれるなおやんなので。リングの中で立ってるなおやんはかっこよかったですね。金田久美子ちゃんが11年ぶりに優勝したり、僕の50歳の誕生日に石川遼が優勝したり」と振り返り、知り合いのプロスポーツ選手の活躍も含めて「すごいテンション上がるし、モチベーションにつながることは間違いないないと」と語った。

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2022年12月25日のニュース