ホラン千秋 久留米市のブラック校則問題で教育委に不快感「すごく見下している。全く敬意がない」

[ 2022年11月7日 19:58 ]

ホラン千秋
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 タレントのホラン千秋(34)が7日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、福岡県久留米市で問題になっているブラック校則に疑問を呈した。

 市内の公立中学に通う女子生徒が今年4月、眉間のうぶ毛をそったところ、「眉毛をそってはいけない」という校則違反を犯したとして3日間、別室で自習をさせられた。その際、教材として3~5歳の幼児用の迷路を解く教材を用意されたと訴えている。また自習では、壁を向いた状態で座らされ、教員5人が取り囲んで監視する中、ひたすら反省文を書かされたとも主張。番組の取材に女子生徒は「取り囲まれて、腕を組まれて、“白状しろ”みたいな感じで言われた」と、当時の状況を説明した。

 教育委員会は6月、久留米市議会で答弁し、「発達段階の子供たちが、まゆや髪形ばかりに気を取られ、肝心の学習、生活がおろそかになることを心配したものではなかろうかと思います」「個別に説諭や内省を促すこともあり、別室での指導が直ちに行き過ぎというか、合理的ではないとは言えないと考えております」と説明した。

 教育委の釈明に、ホランは「仮に教育委員会の方が言うように、合理的じゃないと言えないのであれば、そこは良かったとしたとしても…」と前置き。「その後に3歳から5歳児用の迷路をやらせたり、5人で腕を組んで“やったんだろう。白状しろ”みたいな形で迫るというのは、女子生徒をすごく見下しているふうにも感じますし、全く敬意がないところの方がとても問題なのかなと感じますね」と、女子生徒を侮辱するかのような仕打ちに不快感を示した。

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2022年11月7日のニュース