「どうする家康」松嶋菜々子21年ぶり2回目の大河!家康の母・於大の方 松本潤と初の母子役「共に成長」

[ 2022年11月7日 12:01 ]

来年2023年のNHK「どうする家康」に主人公・徳川家康(松本潤)の母・於大の方(おだいのかた)役でレギュラー出演することが決まった松嶋菜々子。大河ドラマ出演は実に21年ぶり
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 女優の松嶋菜々子(49)が来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜後8・00)に主人公・徳川家康の母・於大の方(おだいのかた)役でレギュラー出演することが決定し7日、番組公式ツイッターで発表された。大河出演は主演を務めた2002年「利家とまつ~加賀百万石物語~」(唐沢寿明とダブル主演)以来2回目となり、実に21年ぶり。主演を務める嵐の松本潤(39)とは4回目の共演になるが、初の母子役。松嶋は「偉大なお方の役を頂けたこと、ありがたくうれしく思います」「今回の作品でも共に成長できることをうれしく思います」と意気込んでいる。

 「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生む古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。

 今回演じる於大の方は、乱世の厳しさを家康に教えた戦国の母。わずか15歳にして竹千代(家康)を産み、その3年後に突然、実家の水野家が松平家と敵対関係になったために離縁され、竹千代と生き別れることに…。数ある困難にもめげず、乱世をたくましく生き抜き、天下人となる家康を支える。

 松嶋は「母・華陽院の慈悲深さ聡明さを受け継いだ於大は安寧の世を夢見、世相を見て子育てをする逞しく力強い女性だったと思います。その於大という偉大なお方の役を頂けたこと、ありがたくうれしく思います」と喜び。

 大河ドラマ初出演ながら前田利家の妻・まつ役を勤め上げた前回「利家とまつ」については「プロデューサーから、支え合う夫婦の物語を作りたいとお話がありました。舞台は戦国時代ですが、戦乱の世の夫婦愛という視点がとても新鮮に感じたことを覚えています。お互いを支え合う夫婦関係、やり取りはユーモアもあり、気持ちも入りやすく、台本にはまつの魅力が最大限に描かれていました」と述懐。「利家役の唐沢さんは、いつも明るく冗談を言いながら現場を盛り上げてくださいました」と感謝した。

 松本との共演は過去3回。05年10月期のTBS金曜ドラマ「花より男子」は姉、12年1月期のフジテレビ“月9”「ラッキーセブン」は探偵社の上司、今年1月期のテレビ朝日「となりのチカラ」はマンションの隣人という間柄の役。今回は初の母子役となり「さらに素の松本くんと、様々な角度からで関わらせていただきました。それぞれに違う顔を見せてくれて、どの作品にも真摯に向き合い、冷静に状況を見渡す姿にはいつも感心させられます」と絶賛。「今回の作品でも共に成長できることをうれしく思います」と4回目のタッグに胸躍る。

 ヒロインを務めた1996年前期の連続テレビ小説「ひまわり」から23年ぶりの朝ドラ出演となった19年前期の100作目「なつぞら」でヒロイン(広瀬すず)の母親役。今回も母としての21年ぶりの大河凱旋に期待が高まる。

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