古市憲寿氏 法人所得、過去最高79兆円に「いいインフレか、悪いインフレか…その境目は給料が上がるか」

[ 2022年11月7日 13:02 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。国税庁が10月31日、2021年度に決算期を迎えた法人の申告所得総額が前年度比13・3%増の79兆4790億円となり、過去最高だったと発表したことに言及した。

 増加は2年連続で、国税庁の担当者は「多くの業者で申告額が上がり、新型コロナウイルス禍の影響から持ち直したとみられる」と分析。業種別の申告所得額は、製造業が前年度比31・4%増の24兆7162億円で、卸売業は同25・5%増の7兆958億円だった。新型コロナの影響を大きく受けた料理・旅館・飲食店業は、ほぼ倍増し、6676億円となった。

 MCの谷原章介が「手当はいろいろインフレ手当とか一時手当はいっぱい出てますけれども賃上げ、どっちが必要だと思います?」と聞くと、古市氏は「やっぱ給料ですよね。いいインフレか、悪いインフレかって議論がありますけど、その境目は給料が上がるかじゃないですか。今、給料が上がってみんなの生活がよくならないと、日本経済の景気って絶対によくならない。だから日本全体のことも考えて給料を上げる企業が増えればいいなって思います」と自身の見解を述べた。

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2022年11月7日のニュース