ももクロ・高城れに　結婚だＺ！「モノノフ」日本ハム・宇佐見とスポニチ訪れ報告

スポニチ東京本社を訪れ、笑顔を見せる宇佐見と高城れに（撮影・沢田　明徳）
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　アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の高城れに（29）が日本ハムの宇佐見真吾捕手（29）と結婚することを6日、発表した。この日夕、2人でスポニチ東京本社編集局を訪れて喜びを報告した。婚姻届の提出時期は決めていないが「タイミングの合う時に」とした。高城は今後もアイドル活動を継続するといい前代未聞の既婚アイドルの誕生となった。　

　　結婚する2人がその報告に報道機関を訪れる異例の事態。周囲への感謝を欠かさない高城らしいあいさつ回りとなった。白いパーカに黒のボトムスのペアコーデで、高城の左手薬指には婚約指輪がキラリ。「ご結婚おめでとうございます」と花束を贈られると「ありがとうございます」とほほ笑み。幸せオーラで、社内は一気に華やいだ。

　2人は同じ93年6月生まれ。初対面は18年で、ももクロが東京ドームでの始球式で行った球速対決の際、球を受けたのが巨人時代の宇佐見だった。高城の幼なじみと宇佐見に交流があったことをきっかけに19年冬に再会。2年前に交際に発展した。高城は「3人で遊んで連絡を取るうちに距離が縮まった」と照れながら告白した。

　宇佐見は球界屈指のモノノフ（ももクロのファン）で、打席に向かう際の登場曲は、ももクロの「ロードショー」。今季は捕手防具や肘当てなどの打撃防具は高城のメンバーカラーの紫が入ったものを使用＝写真。ファンがトップアイドルと結婚する“推し婚”となった。

　当初、百田夏菜子（28）ファンだったが、SNSで「紫（高城）一筋」と宣言。今も高城に夢中で「優しくて他人を思いやれるのが好きなところの一つ」。高城も「一緒にいて居心地がよく、凄く優しい」とのろけ。互いを「うた」「れに」と呼んでいる。

　プロポーズは宇佐見の10月2日の今季終了後で「好きです、結婚してください。この先もずっと一緒にいてください」とド直球。高城も「この人とならずっと一緒にいられる」と決断。婚姻届は「良き日に提出」とした。

　高城はYouTubeチャンネルの生配信で活動継続を宣言。異例の既婚アイドルとなることを「（ファンは）今まで温かい声援やいろんな愛情をくれた。私を信じて離れないでいてくれる信頼があった」と決断。互いの活動を考慮し同居はせず、これまで同様に高城は東京、宇佐見は北海道に拠点を置く。

　高城は「結婚してからお互い良くなったねと認められるように仕事に集中して、会える時は全力で楽しむ」と抱負。これからも高城のはつらつとした笑顔で宇佐見とモノノフを明るく照らしていく。

【高城＆宇佐見に聞く】　
　――活動拠点は北海道と東京。どのように愛を育んだ？
　高城「コロナ禍でなかなか会えないながらしっかりと連絡を取り合った」

　――プロポーズは？
　宇佐見「2人ゆかりの場所で今季終了後」

　――挙式は？
　高城「全く決まってないです」

　――アイドルとプロ野球選手の妻の両立は大変では？
　高城「もっと大人になって自分のペースでサポートしていきたい」

　――モノノフの阪神・佐藤輝明外野手は寂しがってるのでは？
　高城「喜んでくれたらいいな。私も変わらず応援し続けたい」

　――日本シリーズで日本ハムと阪神が対戦。さてどちらを応援？
　高城「えー！それはもう見ない！」

　――楽天・田中将大投手からの反応は？
　高城「生配信終了直後に“おめでとう、幸せになってね”とメールが来ました」

　――今後の抱負は。
　高城「ももクロの活動をもっともっと成長させたい。世界一のアホでバカで愉快な夫婦、家庭を築きたい」