トータス松本 「ミスチルやスピッツのような曲を作ろうと思っていた」過去 「めちゃめちゃ怒られた」

[ 2022年11月7日 11:47 ]

トータス松本
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 結成30周年を迎えたロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本(55)が6日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演。売れなかった若手時代を語った。

 当時は東京・渋谷のライブハウス「La.mama」で、Mr.Childrenら若手バンドがしのぎを削っていたといい「同じステージにはミスチル、スピッツなんかもいて。けっこうみんなでひしめき合っていましたね」と懐かしんだ。

 おむつにサスペンダー、食品サンプルのバナナをかぶったりと奇抜すぎる衣装で毎回登場しており、「目立ってやろうと。せっかく見たことない人の前で演奏するんやから印象だけでも残してやろうと思って。基本的にやってることは当時と変わらないと思う」と苦笑。

 「ガッツだぜ!!」がヒットする前は、「ミスチルやスピッツのような曲を作ろうと思っていました。バラードとかラブソングとか。絞り出して、これでいけるんちゃうかとミーティングにかけたらめちゃめちゃ怒られて。せっかく今までこっちじゃない方で、誰も座ってない椅子を狙って奇抜なことやってきたのに。そこで成功せな、そこを目指していかんとやってきた意味ないって言われて。(お蔵入りしたラブソングは)テープに録って置いてありますよ。『サザン風』みたいに仮タイトルつけて、25、6年封印してます」と明かした。

 「ガッツだぜ!!」の後に「バンザイ~好きでよかった~」が大ヒット。「ガッツだぜみたいなやんちゃな飛び道具的な曲があった後だったので、うれしいなって思った。バンザイが出たら両方があってウルフルズなんやという感じがわかってもらえるかもと。“あいつチャラけた奴やけど、ちゃんとええ曲も書けるんやな”と思われたいという若気の至りで」と振り返った。

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2022年11月7日のニュース