フジ「PICU」 “普通の人”が懸命に頑張る姿描く

[ 2022年11月7日 05:03 ]

フジテレビ月9ドラマ「PICU」で主演を務める吉沢亮(右)
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 フジテレビ月9ドラマ「PICU」(月曜後9・00)は、北海道内に新設された小児専門の集中治療室(PICU)の医師たちの奮闘を描く物語だ。

 大地が広大なため迅速な医療を届けることが困難な環境。1秒でも早く患者を受け入れる施設を目指すべく、主演の吉沢亮(28)らが奔走する。スーパードクターたちが活躍するような医療ドラマではなく、描かれるのは登場人物それぞれの葛藤や成長。金城綾香プロデューサーは「医者たちも当然悩むことだってある。普通の人たちが懸命に頑張る姿を描く。そんなドラマが私の理想です」とドラマ制作への思いを明かした。

 構想は2018年ごろからあった。当時、同局「グッド・ドクター」を担当していたのが金城氏。その時にさまざまな医師に取材をする中、今作で医療監修を務める杏林大学の浮山越史教授から「PICUをドラマ化してほしい」とアプローチを受けた。そこから取材を進めて19年12月ごろに構想ができ、今作が誕生。金城氏は「生活の温かさや命の大切さを少しでも表現できたら」と意気込んでいる。

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2022年11月7日のニュース