明石家さんま 芸能活動続行に人気低下の覚悟「落ちていくさまを見せるためにやっている」

[ 2022年10月29日 23:23 ]

明石家さんま
Photo By スポニチ

 お笑いタレント明石家さんま(67)が、29日放送のNHK・Eテレ「ワルイコあつまれ 秋の大感謝祭SP」(後9・00)にゲスト出演し、芸能界引退への思いを語った。

 さんまは香取慎吾や子供たちが記者となって質問する「子ども会見」に登場した。子供記者から「なぜここまで長く芸能界を続けられたのですか?」と質問され、「俺が不思議。俺が聞きたい。なぜここにいるのか聞きたいくらい」と首をかしげた。

 最初に引退を考えたのは、88年に女優・大竹しのぶと結婚したタイミングだったという。「結婚したら辞めようと思ったんで。34ですね」。週刊誌に追われて疲れがピークに達していたころ。記者の直撃を「(笑いに)変えてましたよ」と明かしつつ、「毎日、毎日は疲れた」とも打ち明けた。

 香取からは「仕事はいつまで(続ける)というのはあるんですか?」と尋ねられた。すると、さんまは「この世界にいると疲れることも多いし、60で精いっぱいかと思って、55の時に“60で辞める”って会社にも言った」と明かした。

 しかし、それに待ったをかけた人物がいたという。「爆笑問題の太田光君が、“今辞めたら我々中堅、ベテランが困る。今辞めたらかっこよすぎるから、かっこ悪いところを見せてくれ”と言うので、“分かった。落ちるところを見せてやる”って言って、今頑張っているんですよ」と明かした。さらに「あいつとの約束では、俺がどんどん仕事がなくなって、落ちていくさまを見せるためにやっていると言った方がいいかも」とも話した。

続きを表示

2022年10月29日のニュース