小芝風花　ギターを贈られた、大ファンの大物ミュージシャンとは「歌詞がぐってくるねって母と」

小芝風花
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　女優の小芝風花（25）が28日放送のTBS「A－Studio＋」（金曜後11・00）にゲスト出演。大好きなロックバンドを明かす一幕があった。

　大阪府出身の小芝は今年、女優デビュー10周年。2014年に映画「魔女の宅急便」の主役・キキに抜てきされ、翌年にはNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公の娘役を熱演した。昨年はフジテレビ系ドラマ「彼女はキレイだった」でW主演を務めるなど、現在最も勢いのある若手女優として注目を集めている。

　番組では小芝が「彼女はキレイだった」でも共演するなど仲が良いという俳優・赤楚衛二に事前取材、MCの笑福亭鶴瓶は「ギターがうまいとかいうて」と赤楚から聞いたという小芝の素顔を紹介した。小芝は「上手じゃないんですけど」と照れたものの、鶴瓶はギターについては「甲斐よしひろにもろたんやろ」。小芝は「そうです。甲斐さんに頂いて」とうれしそうに話した。

　MCの「Kis―My―Ft2」藤ケ谷太輔が「どういう流れで頂いたんですか、ギター？」と尋ねると、小芝は「直接的なかかわりは全然なかったんですけど、（昔習っていたフィギュア）スケートの送り迎えを母が車でしてくれていて、その中でずっと甲斐バンドさんの曲が流れてて、母と私凄く好きで歌ってたんです。芸能界に入ってからラジオとかで好きな曲を流してくださいとかいう時に甲斐さんの曲を流させてもらってたり。勝手に好きだったんです」と明かした。

　鶴瓶が「不思議やんか、この年で甲斐バンドが好きっていう。King　Gnuとかそんなんやったら分かるけど。俺も甲斐バンドが好きやから。やっぱいいやろ」と話すと、小芝は「そうなんです。“歌詞がぐってくるね”って母と言いながらよく…」と笑顔。「で、2、3年前にギターを独学で動画見ながら練習してたら、急にマネジャーさんから電話がかかってきて“甲斐さんからギターを頂いたから、事務所に取りに来て”って言われて。“えっ？どういうこと？”みたいな。たぶんファンの人が伝えてくださったのか。びっくりして」と回顧した。

　鶴瓶が「『翼あるもの』とか『きんぽうげ』とかやな…」と甲斐バンドの楽曲を挙げると小芝は「『きんぽうげ』めっちゃいいですよね。大好きです」とノリノリ。すると鶴瓶は「1曲弾いてもらおう。ギター持って来て」と語ると、小芝は「いやいや、弾けないですよ」と話したものの、甲斐にもらったというギターが登場。「なんで？朝家にありましたよ」と驚く小芝に鶴瓶は「それは『A－Studio＋』やし」と笑ってみせた。

　そうして小芝は甲斐バンドの「そばかすの天使」を弾き語りで披露した。鶴瓶は「いいやんか」、藤ケ谷は「素敵」と感心。鶴瓶が「甲斐の前でも歌たの？」と尋ねると、小芝は「歌ってないです。テレビで歌うなんてそんな…」と照れた。鶴瓶は「めっちゃ喜んでるで」と続けると、小芝は「歌手でもギタリストでもないので、温かい目で見てください」と苦笑した。