明石家さんま 掃除中に授かった師匠・笑福亭松之助からの金言「これはホンマにすごい言葉や」

[ 2022年10月29日 22:56 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(67)が、29日放送のNHK・Eテレ「ワルイコあつまれ 秋の大感謝祭SP」(後9・00)にゲスト出演し、若き日の師匠とのやりとりで得た金言を披露した。

 さんまは香取慎吾や子供たちが記者となって質問する「子ども会見」に登場した。女優になりたいが、将来に悩みを抱えているという子供記者に、さんまは「それがよぎらないようにした方がええな。なるべく人より楽しんだ方がええな、人生」とアドバイスした。

 その上で、弟子時代の逸話を披露した。笑福亭松之助に弟子入りしたさんまにとって、当時は掃除が仕事の一つだったという。「掃除すんねんけど、うちの師匠が“さんま、掃除は楽しいか?”と言ったことがあって。俺は“いいえ、楽しくありません”って正直に答えたら、“どうしたら楽しくなるか考え(なさい)”って言われたんですよ」と、師匠とのやりとりを振り返った。

 数カ月後、同じ質問を再びされたという。さんまは「まだ…」と答えたが、その時に師匠からこんな一言を言われたという。「掃除がどうやったら楽しくなるのか、考えるのが楽しいねん」。さんまは「これはホンマにすごい言葉や。書いとけ」と、子供記者に促した。さらに「師匠の言葉です。カッコして“松之助”って書いといて」と笑わせた。

 悩みを抱える子供記者には、「女優さんになりたかったら、楽しく女優さんを目指して、ダメだったらダメでやめたらええねんからやな。やめることできるからな。しがみ付く世界ではない」とも忠告した。

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2022年10月29日のニュース