“クズ芸人”岡野陽一 “初仕事”で感じた「世の中に勝てない人っているんだな」と思った本物のクズ

[ 2022年10月29日 17:01 ]

岡野陽一
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 お笑いタレントの岡野陽一(40)が28日深夜放送の日本テレビのバラエティー特番「新装回転!ハナシ寿司(深夜1・00)に出演。かつてのロケで「完全に負けた」と思ったクズについて語った。

 番組は「麒麟」川島明が大将を務めるネタが回転する店で、寿司ネタならぬハナシにネタを選んで、即興でトークをする番組。岡野は「沖縄」「初仕事」の皿を選択。さらに、川島から「弁当」を追加され、3つのテーマで即興トークを披露した。

 今では“クズ芸人”としてテレビでも引っ張りだこの岡野。そんな岡野の「クズ仕事の初仕事」として覚えているのが、今から7~8年前で、まだあまりテレビにも出てなかった頃だったそうで「深夜番組で僕らがクズの話をして、沖縄のお金持ちに怒られるって仕事なんです。沖縄のお金持ちの人がいて、“私、この前、遅刻しまして”とか言って、(お金持ちが)本気で怒ってくるっていう」と説明した。

 番組では20代、30代、40代のそれぞれの代表のクズが用意されていたといい、当時30代だった岡野は30代のクズの代表として出演。20代と40代のクズは一般人で、岡野のみが芸人だったという。

 収録前にディレクターには「40代のクズはマジですごいですよ。40代は年季が入って、あの人にはもってかれちゃう」と言われたそうで、「悔しいじゃないですか。エピソードをガンガンに仕上げて、ここ頑張るぞと思って、お弁当とか食べながら(待ってた)」と岡野。それでも収録が始まらず、「“あれ?”と思ったら、40代のクズがクズ過ぎて収録に来なかった」と驚きの展開を明かした。

 岡野は直接会うことはできなかったが、「もう、完全に負けたなって。どうしようもないんですよ。世の中に勝てない人っているんだなって」としみじ。「お弁当を食べながらすごい思いましたね」と話し、何とか話をまとめた。

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2022年10月29日のニュース