マギー司郎 上から目線の入門希望者に困惑「つじつまの合わないの、来るじゃないですか?」

[ 2022年10月29日 18:48 ]

マジシャンのマギー司郎(2009年撮影)
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 手品師のマギー司郎(76)が29日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演し、弟子にまつわるエピソードを披露した。

 茨城なまりの言葉でユーモアを取り入れたトークと、観客を思わずずっこけさせるマジックが得意のマギー。現在は12人ほどの弟子がいるという。「最近、辞めたの(弟子)が、いつの間にか若手でライブをやったんですよ。そしたら、辞めたはずなのにライブに出てるんですよ」。自らの意思で去ったはずの元弟子が、知らぬ間にライブに出演していたといい、「チラシを見せてもらったら、そいつマスクをしてチラシに(出ていた)」と打ち明けた。

 パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之は、師匠であるマギーへの不義理とみたのか、「それはちょっと…怒った方がいいんじゃないですか?」と問いかけた。するとマギーは「怒ってもしょうがないじゃないですか?自分もそういうところがあると思うので」と答えつつ、「怒り方ってどうしたらいいんですか?」とも話した。

 弟子の叱り方を知らないというマギーは「そういう辞め方で、勝手にマスクして出ちゃダメだよ?」と、叱る文言を口にしてみたものの、「これって怒ってないもんね?」と塙たちに確認していた。

 そんなマギーも、弟子入り希望者を断ることがあるといい、過去の例を挙げた。「そんなに生活力もないのに、子供作って別れちゃったとか。そこの優しさはないとダメだよねっていう」。中には、マギーの優しい人柄や芸風に乗じてか、最初からマウントを取ってくる人もいるという。「つじつまの合わないの、来るじゃないですか?“弟子にして下さい”って。でも、上から目線なのもいるんだよね。弟子になってやるぞ、みたいな」。さらに、「僕のマジックって、誰でもできるような感じのをやっているので、“もっと難しいことを僕はできるんです”って」と、自分を下げながらも無礼を感じた経験を語っていた。

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2022年10月29日のニュース