好楽 円楽さんしのぶ会で襲名に言及「必ず円楽も円生も継がせます」

[ 2022年10月29日 04:49 ]

円楽さんをしのぶ会でトリを務めた三遊亭好楽 (写真提供・国立演芸場)
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 9月30日に肺がんのため72歳で死去した、落語家の六代目三遊亭円楽さんをしのぶ会が28日、東京・国立演芸場で行われた。当初は「五代目円楽一門会」による「六代目を囲む会」として円楽さんも出演予定だったが、「しのぶ会」となった。一門の三遊亭鳳楽(75)、好楽(76)、円橘(76)らが思い出話で追悼した。

 好楽は円楽さんが生前、襲名に意欲を示していた「円生」についても言及した。「名前を継いだ人はその人で終わりでなく、七、八代目と続いていかないといけない。必ず円楽も円生も継がせますし、私たちが守って後輩に受け継がせるのが役目」と語った。

 また五代目円楽一門会は、円楽さんの誕生日周辺となる来年2月に、円楽さんにまつわるイベントを開催予定であることを発表。お別れの会は12月ごろになるという。

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