笑福亭仁智 天満天神繁昌亭16周年式典で懇願「TTHと呼んで」NGK、USJ…大阪の人気施設を意識

[ 2022年9月15日 15:18 ]

天満天神繁昌亭の16周年記念式典に出席した(左から)桂米団治、月亭遊方、笑福亭仁智、大阪天満宮・寺井種治宮司、NPO上方落語支援の会・盛岡淑郎理事長
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 上方落語協会会長の笑福亭仁智(70)、副会長の桂米団治(63)は15日、開場16周年を迎えた定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)の記念式典に出席。仁智は「天満天神繁昌亭をTTHと呼んでほしい。皆さんにお願いしたい」と訴えた。

 上方落語の定席として06年9月15日にオープンしてちょうど16年。総入場者数は14日時点で197万5855人を数え「コロナとか多々困難がございましたが、早ければ年末には総入場者数が200万人になろうとしています。皆さんのお力添えの賜物です」と仁智も感謝の気持ちを口にした。

 ただ、悩みも少々。以前から繁昌亭を「TTHと呼んで」と口にしてきた。3年前の7月に全館リニューアルした際にも「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはUSJ。なんばグランド花月はNGK。天満天神繁昌亭はTTH」と声高にアピール。だが「ちょっとも広まってない」。USJ、NGKと並んで大阪の憩いの場、文化発祥の地として多くの人に大阪のお笑い文化を広めたい。「USJ、NGKに匹敵する愛称としてTTHと皆さんにお願いしたい。この辺り(天満橋)が愛される地に」と訴えた。

 天満天神繁昌亭は28日までの昼席で日替わり公演で落語8席、色物2本を開催。また、15~18日は夜席で落語、音楽など4公演を開催している。

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2022年9月15日のニュース