「新しい家族の形」発表のryuchell、社会的マイノリティーへの否定的な考え助長するメディアに私見

[ 2022年9月15日 14:34 ]

タレントのryuchell
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 モデルでタレントのpeco(ぺこ=27)と法的な夫婦関係を解消し、「新しい家族の形」として暮らしていくことを発表したタレントryuchell(りゅうちぇる=26)が14日、MCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。社会的少数派に対する世間の声に、メディアが及ぼす影響について私見を述べた。

 番組では、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーランが「日本で俳優をやっている外国人俳優がいっぱいいる中で、外国人役にしかキャスティングされないのは悲しいという声を結構聞きます」と経験談を告白。「僕はまあまあ日本語がうまい方なんですけど、僕よりずっとうまい人でも日本人役にキャスティングされないんです。僕がテレビであいさつをしても“もっと外人ぽく言えよ”と言われることもある。日本の悲しい事情でもある。LGBTQとかマイノリティーとか、障害のある方とか、そういう弱者が普通に社会に進出して、みんな同じ仲間ですよということを画面から刷り込まれるような、そういう働きはあると思うんで」と語った。

 これに意見を求められたryuchellは「確かに、わかりやすいというのが作る側としては一番最初にこだわるところというか…伝わりやすいんです」とした上で「だけど、そこで子供たちの夢を壊したりとか、社会が進まない…この多様な物に対してちょっと否定的な考えを持つ土台を、子供のうちから作ってしまおうという。メディアが大きいから、そういう影響ってやっぱりあるのかなと思う」と持論を展開し「ちょっとそれは悲しいというか、もったいないですよね」と意見を述べた。

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