パックン ヒカキンの「肌の色」炎上発言に持論「どっちかに極端に寄せるとなったらそれはそれで…」

[ 2022年9月15日 14:59 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が14日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。人気ユーチューバー・ヒカキンの「肌の色」の発言が物議をかもしたことについて私見を述べた。

 ヒカキンを巡っては、9日に公開された「スプラトゥーン3」ゲーム実況動画の中で、ゲームで使用するキャラ設定の肌の色を決める際、濃い色から薄い色まで9色の中から自由に選べる中で「普通くらい」といいながら中間の色を選択した。この発言に対し「それ以外が普通じゃない色ってこと?」「潜在的に差別意識があるのでは」という批判が相次いでいた。ヒカキンはこれらの声を受け、当該部分をカットした。

 この件が番組で取り上げられると、「言わない方がいいと分かっていても、とっさに言ってしまう気持ちはわかる気がします。自分にとって普通はこれくらいというのはある」という意見が寄せられる中、パックンは「LGBTQの問題で言えば、普通=異性愛。それ以外はアブノーマル、というふうに連携すると、これは社会的なひずみを生む。でも、今回のように振れ幅がある中で真ん中を“普通”というのは、僕は別に平気かなと思う」と指摘。「どっちかに極端に寄せるとなったらそれはそれで…」と語っていた。

 番組に出演したライターで編集者の速水健朗氏は、この件に関して「普通という言葉が難しくなっているのは理解できるが、今の事例を批判の対象にするのは、ネットのやりすぎの部分になっている」と解説していた。

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2022年9月15日のニュース