ジャニーズWEST・神山智洋　名作舞台で主演「気持ちがどう動いたかを大事に」

舞台「幽霊はここにいる」で主演を務めるジャニーズWESTの神山智洋。作品テーマにちなんで撮られたビジュアル
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　ジャニーズWESTの神山智洋（29）が舞台「幽霊はここにいる」で主演を務める。東京公演は渋谷のパルコ劇場で12月8～26日に上演される。

　神山は昨年初の単独主演舞台を経験。出演者は2人だけで、舞台セットや照明などの演出もない会話劇を演じきり、高い評価を得た。続けて挑むのは、芥川賞作家・安部公房氏による戯曲。戦後の日本のとある町でうさんくさい男が幽霊と会話ができる主人公の能力を生かし、死人の写真を高価で買うという怪しげな商売を思いつく。1958年に俳優座劇場で田中邦衛さん主演で初演され、翻訳版が世界各国で上演されている名作だ。

　神山は「周りの人たちの動きやその時自分の気持ちがどう動いたかを大事にやっていきたい」と抱負。自分は目に見えないものや幽霊の存在を信じているという一方で「この作品の（自身が演じる）深川の周りの人たちは、疑う人も信じる人もいる」とし、見る人に「深川を信じたり、疑ったりしてみてほしい」と呼び掛けた。