「ちむどんどん」歌子が呼び込みも“知らない客で満席”新装開店1カ月&上京8度目の冬…暢子、夢叶えた

[ 2022年9月15日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第114話。空を見上げる暢子(黒島結菜)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第114話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第114話は、暢子(黒島)の店「沖縄の味 ちむどんどん」は賢秀(竜星涼)と清恵(佐津川愛美)のおかげで猪野養豚の皮付き豚肉を仕入れることになり、課題解決。その豚肉を用いて味を見直した沖縄そばも完成。そして、ついに営業再開の日。暢子、矢作(井之脇海)、歌子(上白石萌歌)は満を持して開店するが、初日の客の入りは…という展開。

 1979年(昭和54年)12月1日午前11時、営業再開。午後1時を過ぎても、客ゼロ。すると、内気な歌子が外に出て、呼び込みをした。

 午後1時半、男性客・藤田(古舘寛治)が入ってくる。注文は「沖縄そばセット(イカスミジューシー)(600円)」。雑誌を読みながら、黙々と食べ、完食した。帰り際、ボソっと「あ、うまかったよ」。暢子たちは安堵した。すると、3人客と2人客が入ってきた。

 「そして1週間が経ち、豚肉をはじめ、素材を生かした味が沖縄料理を初めて食べる人にも好評で、お客さんの数も少しずつ増えてきました」(語りジョン・カビラ)

 重子(鈴木保奈美)と波子(円城寺あや)、田良島(山中崇)と二ツ橋(高嶋政伸)も来店した。

 「慌ただしくひと月が過ぎようとしていた頃」(語りジョン・カビラ)、藤田が別の男性客(ジョン・カビラ)を連れてきた。2人が沖縄そばを食べて帰ると、矢作と歌子が気付いた。暢子は「知らないお客さんばっかり。知らないお客さんで満席になった」と喜び合った。

 「故郷・やんばるを離れて、8度目の冬。暢子はおなかの子と一緒に夢を1つ叶えました」(語りジョン・カビラ)

 知り合い以外の客だけで満席に。房子(原田美枝子)との“約束”を早くも果たした暢子。房子の来店も近い?

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