パックン 二階元幹事長の「国葬やらなければバカ」発言に苦言「反対、慎重派も国民。バカ呼ばわりは乱暴」

[ 2022年8月25日 19:20 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が25日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、安倍晋三元首相の国葬をめぐる自民党の二階俊博元幹事長(83)の発言について私見を語った。

 安倍氏の国葬は9月27日に東京・日本武道館で行われる。二階氏は24日の講演会で「安倍さんは帰ってこないんだから、みんなで気持ち良く送ってあげたらいいんじゃないですか?」と述べ、「(国葬を)やらなかったらバカだよ」とも話した。

 パックンは「僕は安倍さんと政治理念がだいぶ異なります。全然違いますが、憲政史上最長の政権を成し遂げた人でもありますし、暗殺されたのも間違いないです。国葬をするのはまったく異議がありません。やってもいいと思います」と、国葬の実施については賛成の意見を示した。

 国葬に関する法律がない中、税金を投入して行われることに、メディアによる世論調査では「反対」の意見が過半数を超える結果が複数、出ている。パックンは「ただ、世論調査で言うと反対派が半分くらいなんですよね。反対、慎重派の皆さんも国民です。その思いも尊重しなければいけない。そこでバカ呼ばわりするのはちょっと乱暴な言い方ですね」と、二階氏の言葉使いには苦言を呈した。

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2022年8月25日のニュース