茂木健一郎氏 安倍元首相の国葬に「岸田さんの判断は妥当」「外交の意味合いが強い」と投稿

[ 2022年8月25日 09:06 ]

茂木健一郎氏
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 脳科学者の茂木健一郎氏(59)が25日に自身のツイッターを更新。政府が決定した安倍晋三元首相の国葬の実施について持論を投稿した。

 「ここ数日の岸田さんの判断について」をテーマに連続ツイート。「首相は、『判断』をするのが何よりのしごとである。国政について、個々の分野については各国務大臣が掌握しているから、首相は直接にはかかわらないけれども、大臣の任命や指示を通して、国政の全体の方向性を出すのは首相の役割だ」「首相は、時に、論争を呼ぶ場合でも判断を示さなければならない。判断をすることが、首相という職位のjob descriptionである。絶対的な正解などないし、すべてはリスクを伴う。そして、往々にして、判断をしないことが最大のリスクでもある」と首相の役割について投稿。

 そして安倍元首相の国葬について「私の親しい方々も含む呼びかけ人による反対の署名がおこなされている。さまざまなご意見があるだろうが、この点についても、岸田さんの判断は妥当だと私は考えている。何よりも国葬は国内問題というよりはむしろ外交の意味合いが強い。国内のもろもろは海外からは関係ない」(原文まま)とつづった。

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