清原和博氏 自身の持つプロ野球最多三振数を更新した西武・中村に「子どもたちにとって良い記録」と称賛

[ 2022年7月24日 10:55 ]

清原和博氏
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 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(54)が23日、TBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。自身の持っていたプロ野球歴代最多記録となる通算1955三振を更新した西武・中村剛也内野手(38)について語った。

 石橋から「キヨさんが持っていた不滅の記録と言われた最多三振を更新した」と話を振られた清原氏は「すごいですよね。僕、タイトル持ってないじゃないですか。持ってるのが三振とデッドボールとオールスターぐらいしかなかったので」と三振とともに歴代最多の196死球、球宴最多7度のMVPを誇りにしていたという。
 
 ただ「中村選手は抜くだろうなと何年も前から」と確信もしていたそうで「自分の三振記録は古い記録なので、子どもたちにとってはすごくいい記録になったんじゃないかなと」と快挙として称えた。

 その理由として「今、子どもたちがボールを当てるとか、小さくなってきてる気がするので、しっかりバットを強く振るということが中村選手が更新してくれたことによって僕の三振記録が出て、これから野球をやっていく子どもたちに良いメッセージになったかな」と三振を恐れずしっかりバットを振るように、この記録が子どもたちに励みになるのではとした。

 ちなみに通算三振の歴代3位は谷繁元信氏の1838三振で、石橋が「プロに入ってホームランバッターではないから」と意外だったと語ると、清原氏は「こないだ(谷繁氏と)対談させてもらったんですけど、結構、自信持ってましたよ」と裏話を明かし「谷繁選手の場合はキャッチャーでもある。そっちに重きを置いてたかもしれませんね。変にランナーで出て塁おって疲れるとか」とも語った。

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