舛添要一氏 新型コロナ感染拡大も「違う病気になった」 5類引き下げ「国会で議論しなきゃ」

[ 2022年7月24日 13:59 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が24日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、新型コロナウイルスの感染者が全国で急増していることについて、自身の考えを語った。

 東京都では連日、3万人を超える感染者が報告されており、23日には全国の感染者が初めて20万人を超えた。一方で、感染者の中には軽症や無症状者が多く、逆に死亡者や重症者は、昨年猛威を振るったデルタ株より少ないという状況になっている。

 舛添氏によると、感染者の年齢別内訳は「30代以下で半分以上を占めている」という。さらに、デルタ株とオミクロン株の毒性の違いにも言及。「今までの年寄りがバタバタ死ぬというのと違うんです。デルタ株とオミクロン株は違うんで、何万人出ようが、重症者は100人とかそんな感じで、重症者は激減したので、完全に違う病気になったというふうに思って(いい)」と、見解を語った。

 一方で、感染症法の分類は2類のまま。舛添氏は「一番のがんは、感染症(法)で2類のままなんですよ。2類だと、厳しいこと、濃厚接触者をつかまえるとか、全部やらないと(いけない)」と、ウイルスの特性を踏まえて5類へ引き下げる必要性を訴えた。5類に変更されると、治療費の公費負担はなくなるが、舛添氏は「それの方が私はいいと思う」とコメント。「本当はきちんと国会で議論しなきゃいけないんだけど」と、政府に対応を求めた。

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2022年7月24日のニュース