【来週7月31日の鎌倉殿の13人】第29話　梶原殿、義時に置き土産！あの少女トウが成長…ついに初登場

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第29話。トウ（山本千尋）（C）NHK
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　俳優の小栗旬（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（日曜後8・00）は7月31日、第29話が放送される。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組！」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

　第29話は「ままならぬ玉」。

　御家人たちのバランスが崩れ始めた鎌倉。北条義時（小栗）は北条と比企との抗争激化を懸念し、息子・頼時（のちの泰時、坂口健太郎）と比奈（堀田真由）を前に決意を新たにする。そんな中、つつじ（北香那）が2代鎌倉殿・源頼家（金子大地）の次男・善哉を出産。三浦義村（山本耕史）が乳母夫となるが、比企能員（佐藤二朗）は長男・一幡こそが嫡男だと主張し、けん制。一方、北条時政（坂東彌十郎）はりく（宮沢りえ）から政子（小池栄子）の次男・千幡を頼家の跡継ぎにと…。

　第28話（7月24日）のラスト。梶原景時（中村獅童）は配下の仕事人・善児（梶原善）を「置き土産じゃ」と義時に譲った。

　そして、次回予告。その善児に育てられた孤児（みなしご）・トウ（山本千尋）が成長し、ついに初登場。第24話（6月17日）、善児が源範頼（迫田孝也）を瞬殺した際に見逃した修善寺の少女。その後のいきさつに注目が集まる。